過去に取り残された自分

tatsuです。11月に入ったというのにとても暖かいですね。今日は近くの公園を散歩した後にカフェに来て、このブログを書いています。

公園を散歩しながら、セラピーについて考えていました。心はとても奥が深くて、治療するのは簡単なことではないと思います。風邪を引いたから薬を飲む。腫瘍ができたから手術する。虫歯ができたから歯を削って取り除く。心はこういう風に単純に考えることができません。人の心を治療するということは、その人の感情を取り扱うことだからです。

感情を取り扱うと気持ちの持ち方が変わってきます。感情を人に共有することで人生がもっと楽に生きられると思います。

僕はセラピーで「過去に取り残された自分」を扱ってきました。具体的には、幼少期に思ったこと、感じたことをセラピーで取り扱い、過去の自分をケアしてきました。セラピーにはいろいろな種類があります。過去を取り扱うものもあれば、現在のみを取り扱うものもあります。僕は将来セラピストになったら、僕の経験から過去を取り扱うことになるんだろうなとイメージしています。

過去の自分といっても幼少期のことなんて、だいぶ前のことなので思い出すのが大変です。思い出せない理由は子供ながらに感じていたこと・思っていたことを感じないようにするために心の箱に入れて封印してしまったからです。そのときに感じていたことを人に安心して表現することができなかった、感情を表現することが許されない環境にいると、その感情を箱に入れて封じるしか方法がありません。

感情表現が許されないと、次第に無気力になっていきます。自分を殺して周りに適応するしかないからです。周りに受け入れられる生き方が優先され、本当の自分は置いてきぼり。「僕は何のために生きているんだろう」と思うようになります。

箱に封じた感情の蓋を開けるとたくさんの涙が出てきます。あの時受け入れてもらえなかった感情を安心安全な環境で表現でき、それが受け入れられるとエネルギーが湧いてきます。びっくりするぐらい、今までの自分とは違う自分になれます。僕はそれを体験してきました。

過去に取り残された自分を扱うことで発見することもたくさんあります。コミュニケーションが苦手、恋愛ができない、人と繋がれない、人前で緊張してしまう、物事を深く考えられない、生きる気力がない、依存してしまう、自殺願望があるなど・・・過去に取り残された自分に目を向けると解決できるかもしれません。

日本には和を重んじる文化があります。周りに迷惑をかけるのはダメという価値観や周りの人間と横並びでいることを好む傾向があります。

世間を意識しすぎて、本当の自分は置いてきぼりにされていませんか?その置いてきぼりにされている中の子どもに、僕は目を向けたいです。

 

tatsu

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