「人に迷惑をかけるな」という教え

tatsuです。

冬休みに入り、結構毎日のようにカフェで勉強をしています。最近はモーニングでコーヒーとトーストを食べながら、今年1年を振り返ったり、今後のことを考えたりしています。とても贅沢な時間です。みなさんは今年1年どうでしたか?

さて、今日は「人に迷惑をかけるな」という教えや価値観について僕が思うことを書きたいなと思いました。日本にいると「人に迷惑をかけるな」という風に教えられると思います。家庭や学校だけでなく、至るところで言われていると思います。これは「人に頼るな」や「人に関わるな」という意味として受け取ることもできます。「人に迷惑をかけるな」というのはとても聞こえは良いのですが、注意が必要な言葉だと僕は思っています。

僕はもし自分に子供ができたら「人に迷惑をかけるな」と教えたくはありません。人間は生きている以上、人に迷惑をかけずに生きることなどできません。積極的に周りに迷惑をかける必要はありませんが、困ったときは人に頼るようにしてもらいたいです。困っている人がいたら助ける、互いに頼り合うことが大切です。困ったときに助け合うのが本当の友達だと思うので、そういう人間関係を築いてもらいたいです。

残念ながら、日本では高齢者だけでなく、30〜40代の若い世代の孤独死が年々増えているというデータがあります。それだけ人間関係が希薄で孤独な人が多いということです。

家庭で親が子に「人に迷惑をかけるな」と教えていたら、それは「親に迷惑をかけるな」というメッセージとして伝わる可能性も考えられます。家庭内で頼ることができなければ、外に出たときに人に頼ることはなかなかできないと思います。結果、誰にも頼れずに自分一人で抱え込むことになります。

孤独死は「人に迷惑をかけるな」という教えが生んでいる社会問題ではないでしょうか。生きている間は人に迷惑をかけない、人を頼らない、厄介にならない。もちろん亡くなった後は死体の処理等で迷惑をかけますが、生きている間は迷惑をかけません。

ひきこもりも「人に迷惑をかけるな」という教えの犠牲者と考えられます。ひきこもりは部屋に閉じこもって人間関係や社会との関係を断ちます。人や社会と関わらなければ人に迷惑をかけることはありません。ひきこもることでこの教えを守っているという考え方もできます。

「人に迷惑をかけるな」は危険な教えです。困ったときは声をあげて人に助けを求める。これはいけないことでしょうか?日本には恥の文化があるため、なかなか人に弱さを見せることができません。しかし、弱さを見せることができる人が本当の友人、本当の家族だと僕は思います。

今年も残すところあと1日ですね。みなさんが家族や友人と素敵な時間を過ごすことができますように。

tatsu


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