長期的に受けたストレスの影響(複雑性PTSD)

tatsuです。GWですね!このGW、ゆっくり勉強したり、今後のことを考える時間にしたいです。ちょっとは息抜きをしながら(笑)

順調にいけば大学院修了まであと1年ちょっと。今、修士論文のテーマを何にするか考えています。愛着やトラウマ、ひきこもり、不登校、スピリチャル、いろんなテーマに興味があるのですが、僕は今気になっているのは複雑性PTSDというものです。

複雑性PTSDと聞くと複雑なトラウマ、複雑なPTSDと思われてしまうかもしれませんが、ちょっと違います。

まずはPTSD(心的外傷後ストレス障害)の説明ですが、PTSDとは事故や災害、事件など命の安全が脅かされるような出来事を体験してそれがトラウマとなり、様々な症状を発症する疾患のことです。フラッシュバックや身体症状が特徴的で、日常生活に支障が出ると言われています。PTSDは死ぬかもしれないという体験を1度するとなる可能性があります。

これに対し、複雑性PTSDは長期反復的にストレスを受けた場合に起こります。小さなストレスを何度も何度も受けて、それが積み重なることによって様々な症状が現れます。小さなストレスとは、例えば他人と比較されたり、完璧主義を押し付けられたり、その人にとって精神的苦痛となることです。小さなストレスは1回受けただけではPTSDにはならないのですが、何度も長期的に受け続けるとPTSDになってしまうのです。

大学院で複雑性PTSDの症状を勉強しているときに、「えっ、、これは日本人に多いのではないか?」と思いました。

 

複雑性PTSDを受けた人の傾向として以下のものがあります。
・いい人になろうとする。
・人を過度に喜ばそうとする。
・自分では、何も決められない。
・失敗を恐れて動かない。
・グループに徹底的に奉仕する。
・孤立する。

 

大学院で他の学生と話していたとき、その人もこれらの症状がかなり当てはまると言っていました。僕はこれらの症状が日本の社会で生きていく上で求められているように感じています。僕には誰か特定の人が原因で複雑性PTSDが引き起こされたというよりも、日本の文化が引き起こしているように見えます。

もしこれらの症状に悩んでいたとしたら、「こうなったのはあなたのせいではない」ということを知ってほしいです。

長期的に受け続けたストレスにより複雑性PTSDになり、それが症状の原因かもしれないのです。あなたが悪いわけではないのです。

これらの症状があると知らず知らずの間に疲れがたまると思います。いい人になろうとしたり、人を喜ばせようとするのは本来の自分の姿ではないわけですから。。。だんだん人生が嫌になり、人生が生きづらくなってくると思います。

僕も以前、複雑性PTSDの症状がありました。失敗を恐れて動けない、自分で決められない、いい人になろうとする・・・。以前の僕は自信がなくて弱々しかったと思います。頼もしさがありませんでした。そして、そんな自分があまり好きではありませんでした。でもこれが複雑性PTSDの症状だと理解すると考え方が変わってきます。原因が分かると自分を責めなくなり、少し楽になると思います。

複雑性PTSDはカウンセリングで治療ができます。そしてこれらの症状から解放されるとその人本来の姿に変化します。自分で決断でき、自分の意見を持つことができ、人が怖くなくなり、自分の人生を自分らしく歩むことができます。本来の自分の姿に近づくわけですから、以前感じていたストレスが激減し、人生が生きやすくなります。

複雑性PTSDの研究は海外でも進められています。僕はこの分野で論文を書きたいと思っているので、分かったことはここでこれからもシェアしていけたらなと思っています。多くの人にとって何かのヒントになれば幸いです。

では、今日はここまでにしますね。みなさんにとって素敵なGWになりますように!

tatsu

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