幸せなカップルの秘訣(5:1の法則)

幸せなカップルの秘訣(5:1の法則)

こんにちは!tomoです。
ちょうど1週間の集中講義が終わったところで、頭と身体を休めています。
今回はアメリカの現役ファミリー・カップルセラピストでもあり、本校のディーンでもある教授に「カップル・ファミリーカウンセリング」について教えていただきました。

優しい人柄に溢れ、経験に裏打ちされた先生の言葉一つ一つが身体にしみこんでいくようで、今回はまた1つ私の土台をつくる大切なピースとなった気がします。
臨床心理学は学問でありながらも、心を扱う分野であることから、人と人との関係の中で学んでいくものが非常に多いです。その面でも多くの心に触れる出会いの中で学ぶことができ、感謝の思いに浸っています。
私もこれからカップルや家族が、少しでも問題を解決しながら、楽に・幸せに過ごしていけるようなお手伝いが何かできれば嬉しいなと思いました。
そこで学んだ、Gottmanのカップルセラピーの考えについて少し紹介したいと思います。

■5:1の法則
何の割合なのか?と思いますよね。
これは、カップルの関係の中での「ポジティブなやりとり」と「ネガティブなやりとり」の割合についての法則です。
ここで言う「やりとり」には、言葉でのものもあれば、態度などの言葉を使わないメッセージも含まれています
この割合について、以下のことが研究の結果わかったそうです。

・ハッピーなカップルでは、ポジティブなやりとりが5、ネガティブなやりとりが1である
・苦しい関係にあるカップルでは、ポジティブが1、ネガティブが1である
 もしくは、ポジティブが0、ネガティブが1である

この研究の結果から見ると、ポジティブな発言や態度が多ければ多いほど、カップルの関係が良くなるということがわかりますね。
「ポジティブ」というと、いいことばかりを伝える必要があるのかな~と思いがちですが、ポジティブには以下のような場合も含まれるのだそうです。

・「今は~~と言われて受けとめられないのだけれど、理解しようと努力しているの。」というような、賛同はできないが努力しているということを伝えるもの
・「君は~~と考えるんだね。理解できるよ。でも僕はこの点ではこう思うな。」というような、意見の違いを伝えるもの
・「今、~~~のことでショックを受けていて、今はちょっと話したくない気分なんだ。」というような、自分の状態を相手に伝えるもの

他にもたくさん例があると思いますが、これらに共通するのは、正直な気持ちで、相手を攻撃しない形で思いを伝えるということかなと思います。
一見ネガティブかと思うようなものでも、「ポジティブメッセージ」になるんですね!!そしてポジティブが多く入ってくると二人の関係が良いものになるのです。
会話がない、正直な思いを伝え合えないことの方が問題になることが多く、また会話があったとしても否定的である場合は、二人の関係を非常に危うくするものとなるということがわかります。
そのようなポジティブなメッセージを生活に取り入れていくことによって、離婚の可能性や関係の危機を低減できるということが、研究の結果わかっています。
私も、少しでもポジティブなメッセージに変えて伝えていけるといいな~と思います。

またこれはちょうど銀行への預金に例えることができます。
銀行にお金を預けると、預金額が増えていきます。
反対にお金を引き出すと、預金額は減っていきます。(非常に当たり前のことですが…)
そのように、カップルの「心の口座」に預金を増やしていくためには、ポジティブを増やしていくことが大事なんですね。引き出してばかり(ネガティブ)だと、口座もどんどんマイナスになってしまいますね。
また貯金がたっぷりあれば、何か事故や大きなイベントなどがあった時にも余裕を持って対処することもできます。
2人の間で何か大きな出来事や喧嘩があったとしても、心の口座にポジティブが貯金してあればそれが守ってくれます。
一気に増やすことは難しいかもしれませんが、これを知っているだけで危険を回避することにつながるかと思います。
少しずつ貯金を増やしていけたらいいですね~。頑張り過ぎず、まずは自分に正直にいられることから始めていけたらいいですね。

私自身、結婚生活から本当に多くの幸せを得ています。夫婦やカップルの関係から多くの幸せが生れることを身を持って感じています。少しでもカップルの間に温かい思いが広がりますようにと願っています・・・

tomo