アメリカの大学院で学ぼうと思った理由②

こんにちは!tomoです。
いや~めちゃくちゃ暑い!今年は本当に暑いですね。溶けそうというより、焦げそうな勢いですね。全世界的に暑さが大きな問題になっています。本当に気を付けて過ごしたいですね。
6月に授業がすべて終わり、9月から最終学年が始まります。今は、涼し~いところに避難して9月から始まる修論の準備をしているところです。勉強はとても楽しいです。

さて、tatsuが「アメリカの大学院で学ぼうと思った理由」について書いていましたが、私も書いてみたいと思います。

私たちが大学院に通おう!と思ったきっかけは、結婚して半年後、tatsuの勤務先である変化があったからでした。その時私自身は、ビジーな部署で深夜2時帰りもあるような生活をしており、せっかく結婚したのにろくにご飯も作れず、「何のために働いているんだろう~。。。」と心身ともに疲れていました。
そしてお互いに「本当にやりたいことをする」ことを意識し考え始めていた時でした。
そんな時、tatsuが「勉強したい」と言い始め、私はその発言に何かがピカ~っと灯ったのでした。「本気で勉強したかった!」「二人で大学院で勉強しよう!」とちょうど3年前の秋ごろです。そして「もう結婚したんだから、本当にやりたいことやりなよ」とtatsuが背中を押してくれ、大学院入学の通知が来てから仕事を辞めて少し楽な職へ転職しました。

それから大学院リサーチを重ねました。私たちの選択肢は、①国内の大学院(通学タイプ) ②国内の大学院(通信タイプ) ③アメリカの大学院(通信タイプ) そして ④アメリカの大学院@日本校(通信タイプ)でした。

まず色々調べてみましたが、①の国内大学院(通学タイプ)は、自宅の近くの大学院もあり、通うのは便利でした。しかしほとんどフルタイムで働きながら学ぶのはあまり現実的ではないという点が懸念されました。

②の国内大学院(通信タイプ)は、メリットは様々ありました。例えば、卒業後すぐに臨床心理士の受験資格が与えられるという学校も多くあったことです。指定校でなければ、通常卒業後に2年実務経験を積む必要がありますが、それが免除されるのです。日本でカウンセラーとしてやっていくには一番の近道ではあるなと思いました。
その他、国内の大学院は①も②も学費が海外の大学院と比べて安い点がありました。しかし、私たちは日本という国や文化を客観的な視点から見て、日本人の心理を研究したいと思っていたので、「純日本校」で学ぶ弊害も気になりました。内容も、実践的というよりは、研究や理論の指導が多いような印象を受ける学校が多かったです。臨床心理学を学ぶにあたっては、教授陣が理論派・頭脳派であることよりも、カウンセラーとして豊富な経験があり、実践を基にした教授ができる人たちが不可欠だと思いました。

そこで、③海外の大学院(通信タイプ)を検討してみました。アメリカの大学院を主に探していましたが、これは「純アメリカ校」になります。ただし通学するのではなく、オンライン上で学び、集中講義などの場合は渡米して授業を受けるというものです。知り合いがそのような心理大学院に通っていたので、どんな風~?とヒアリングしたりなどしました。
メリットは、心理学の本場であるアメリカの授業が受けられるということ、英語で勉強ができるということ(英語で学んだ方が理解しやすいものが多くあるため)、日本にいて働きながらでも履修ができることでした。
しかし、懸念点が2つありました。1つは、私の知り合いを見ていて感じたことですが、最終学年に行う実習先の確保と実施が日本国内では非常に難しいということです。結局は約1年の間、渡米して生活しながら実習をしなくてはならないという可能性が大きいということがわかりました。そうなると仕事を2人ともすべて辞めて渡米しなくてはいけない…
また2つ目は、学んだことのローカライズ(日本ではどう適応できるか)を常に自身で考えていく必要があるということです。過去アメリカの田舎に留学した時、当時東洋人はクラスに私だけということが多く、「東洋世界は…」「日本では…」というような発言を求められたということがあります。アメリカ人は他国についてそれほど深く知らない人が多いものでした。そのため、自分の意見に対して誰かと議論したり深め合ったりすることができる機会はありませんでした。みんな「ほ~そうか~」で終わるような感じです。
人間の心理は文化に基づく部分も非常に大きいため、日本へのローカライズをすでに掘り下げて考え研究している人も多くいるのではないか、一度その人たちの話を聴いてみたい、そして議論を通して深めてみたいというのが正直な思いでした。

そして私たちは④の日本にあるアメリカの大学院(通信タイプ)を選びました。これはアメリカの大学院で、アメリカの修士の資格が取得できる学校ですが、日本にキャンパスがあり、そこへ毎月通学しながら、オンライン授業も平行して履修していくというものです。主にこのようなメリットに惹かれました。

1.社会人向けにカリキュラムが作られており、仕事をしながら続けられる(実習も国内でできるようでした。)

2.教授陣はアメリカで学んだ人が多く、現地校の教授による授業も受けられる(本場の教育を肌で感じることができ、英語で学ぶ機会も多いです。また日本へのローカライズも教授陣はすでに研究してきた方ばかりで文化的にバランスが取れた良い授業が多いです。)

3.多様なバックグラウンドの学生がいる(実際入学してみて、20代から50代まで様々な職種・背景の方がクラスメートとなっていますが、非常に優秀で人格の備わった方ばかりです。共に切磋琢磨し学び合うことで、さらなる深みを共に味わっています。)

4.実践に重きを置いている(知識一辺倒の授業ではなく、常に実践できるために工夫された授業が多いです。特に教授と学生の距離が非常に近く、いつでもどんなことでも質問でき、議論できるような空気感があります。)

5.アメリカの大学院に近いレベルが基準である(tatsuも書いていますが、日本の大学院では自分自身がある一定時間以上のカウンセリングを受けなくてはならないという基準はないところが多いと思います。しかし、ここでは自分自身のカウンセリングをある時間数以上受けなければ卒業ができません。また実習時間についても日本の大学院よりは遥かに多いのではないかと思いました。これらは実力を磨くためには不可欠だと思い、より高いレベルの場所で学ぶことに惹かれました。)

ただデメリットがありました。まず学費が非常に高いという点。これは③も④も同じでした。これについては、私が2人分の学費を稼いでなんとかしています!
また卒業後、2年以上実務経験を経ないと臨床心理士の受験資格が得られないということでした。また最近わかったことは、昨年制定された国家資格である公認心理師の受験資格も現時点では得られない、ということです。これから日本の動向はどうなるかな…と思いますが、私たちのスタンスとしては、どんな資格があるかというよりはむしろ、本当にその人に寄り添い、理解することのできるカウンセラーになりたいということです。これは初めから変わらず、さらにその思いが強くなってきている、今日この頃です。

tomo

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