大学院

初めての授業が終わって

こんにちは。tomoです。
tatsuは1年で一番忙しい時期なので、再び私の番です。

この3連休は、初めてのスクーリングに東京へ向かい、台風で大雨洪水警報の中を帰ってきました。

期待をはるかに超える、本当に濃度300%超えの密度の濃い3日間でした。

全国から25名の志の高い、熱い思いを持った方が集まり、非常に刺激的なクラスメイトに囲まれ、これから3年間を過ごせることに感謝しました。

授業は温かく自由闊達な雰囲気の中、コメントも質問もじゃんじゃん出ますが、先生はすべての質問コメントに真摯に答えてくださり、熱いボールの投げ合いがとどまることなく続いた3日間でした。「多様性と共に学び合うこと」を重んじる学校の特色がはじめから色濃く感じました。内容は難しい精神分析論という、フロイトやクラインなどの理論を学ぶ授業もありましたが、すべての授業が臨床に基づいた話で展開され、教授陣は米国で心理を学んだ方ばかりなので、実際の臨床現場での話、日本と米国での違い…などを元に、様々なトピックについて話し合いました。

また、はじめのクラスからお互いに相手を受け入れ、受け入れ合うあたかかい雰囲気があり、安心して本音を言い合える、とてもよい雰囲気のクラスでした。笑いも涙もシェアし、同じ目的のためにチームとして力を合わせていく、生涯に続く仲間が与えられたことに心から感謝でした!

基本はオンラインで学ぶので、ディスカッションや課題提出などはポータルサイト上で行われ、一人静かになって自分を見つめ、感じたり考えたりしながら、同時にクラスメイトとつながりながら学べます。また、米国の文献データベースにアクセスできるという、まさに「知の宝庫」への鍵を渡されました!もうこれからは、ありったけの時間を使って知の宝庫の中を探究したいと思います。

日本の大学院の中でも、非常に厳しい我が大学院。この難関をくぐりぬけた先には今とは違った自分が待っていることを信じて、山を登ろうと思います。

今回先生方の授業や言動から深く感じたこと。

言葉をつむぐことの大切さです。

心の中の動き、繊細な気持ちの描写、相手への理解の表現…などなど。言葉で言語化することは大きな役割となるため、言葉をつむいでいくことの大切さを実感しました。

「美しい言葉を世界に届けたい」

これは、今までの私の仕事における大きな動機でした。今後もこの『言葉』を使って人のために役に立つことができるんだ!という大きな発見に、胸が躍りました。

心の繊細な世界をスラスラと話す先生と比べ、まだ言葉が出てこない私・・・

心の世界を美しい言葉で表現する芸術家になれるよう、今後の成長に期待したいと思います^^

tomo