tomoです。
tatsuは教員をしているので、夏休みは長いお休みとなります。
今年の夏休みは、可愛い生徒たちが家に遊びに来てくれました。
ゲームをしたりご飯を一緒に食べたりして楽しみましたが、帰りがけに私たちに色々質問をしてくれました。
「2人って結婚して幸せ?喧嘩ってする?どんな喧嘩をするの?」
質問コーナーから発展して、「結婚にいいイメージがない。結婚したいとは思えない」というような本音も話してくれました。
私も同じように、今まで幸せな結婚生活をしている夫婦にあまり出会ったことがなかったので、「結婚=幸せ」というイメージに結びつきませんでした。
私が結婚する前に、ある人に結婚の報告をしたら、
「結婚なんていいもんじゃないよ。我慢我慢の連続。人生の墓場だ。」
と、アドバイスしてくれた?人生の先輩もいました。
良いものであるはずの結婚が、
そんな悲しいものであるなんてとても悲しいですね・・・
幸せな結婚生活を送るためにはどうすればいいんでしょう。
回りの幸せなカップル、私たち自身の経験から言えることは、
まずは『いかに本音を話し合えるか』だと思います。
私はtatsuと結婚して本当に幸せです。
毎日お互い本音で生活できる自由を味わっています。
本音だけで生活するというのは、とっても楽な生活です。
相手がどう思っているか、詮索する必要はありません。
相手は何か言いたかったら言うし、自分も何か言いたかったら言う。
とってもシンプルで、疲れません。
あんなこと言ったけど、あの人は今怒っているのかな・・・?
気難しい顔しているけど何かほしいのかな・・・?
心の中は何を考えているの・・・?
本音を言えないと、このように相手を恐れて顔色を伺ったり、我慢して疲れてしまったりします。そのような関係は健康的ではありません。
結婚生活では、友人レベルとは比べ物にならないほど、いろんな種類の本音を話す必要が出てきます。
今日あったこと
自分の今の気持ち
相手にしてもらいたいこと
感謝していること
謝りたいこと
実はちょっと嫌だなと思っていること
そのほかにも、お互いに傷に反応する(地雷を踏む)ような、キワドイ場面にもたくさん遭遇します。
そんな時には、
「あんな言動をしてしまったけど、本当はこんな過去の傷や痛みがあったんだ…」
など、深い気持ちも話すことができれば、怒ったり無駄に傷つけ合うことはなくなってきます。かえって相手の過去や気持ちを理解する機会とすることができます。そして、相手の人生をなしている地層(=家庭環境や過去の傷など)を理解すればするほど、普段の相手の言動を理解できるようになります。
本音を言うことは、とても難しいことかもしれません。
この関係は本来親子関係で学ぶものです。しかし、なかなか親子関係で体験できる人は少ないのが現実かもしれません。
カウンセリングやセラピーでは、少しずつこのような本音を言えるようにしていきます。自分でも思っていなかった深い気持ちに出会えることも多いです。
本音と建て前の社会といわれる日本においても、「本音を言うことが悪くないことだ」と気づける人が増えるといいなと思います。
本音を言うことは決して相手を傷つけることではありません。正直になって思いを伝えることです。
もっと素直に正直に、思いやりの言葉、愛情、感謝、謝罪、悩みなどを話せたら、愛がいっぱいの社会になるのになと思います。
結婚生活もこんなふうにできたら、もっともっと楽しく幸せになると思います。
結婚は素晴らしいものです。
tomo