カウンセリング

諦めないでよかった

tatsuです。本当に久しぶりの更新になります。ブログを楽しみにしている読者の皆様、全然更新していなくてすいません^^;

今日は僕の過去について、少し紹介しようと思います。少し辛い内容です。

 

今、近くのスターバックスでこの記事を書いています。2016年度の仕事が終わり、2017年度に向けてエネルギーをチャージしています。春休みは普段会えない友達に会ったり、長い間連絡を取っていない友人にメールを送ったり、サックスを吹きに出掛けたり、今日みたいにカフェでゆっくりと自分の読みたい本を読んでひたすらインプットをしていました。教師という仕事はたくさんインプットする必要がある職業です。本を読んだり、自然を見たり、色んな人と会って刺激を受け、良いところを吸収し、子供達の前で自分なりにアウトプットをするのが教師の仕事だと感じています。そういう意味では良い春休みを過ごせました。来週から2017年度が始まりますね。ちょっとドキドキ、かなりワクワクしています。新年度が楽しみだ!

 

ここ数日、僕は過去の日記を見て振り返っていました。目に留まったのが7年前、2010年の日記。僕にとって人生のターニングポイントになる重要な年でした。本当の自分を見つけ、自分の人生を歩むために治療を受け始めた年です。

治療を受け、僕は今まで目を逸らしてきた鬱状態の自分を直視することになりました。本当は仕事に行きたくない。本当は生きていたくない。死にたい。本当は人が怖い。人に会いたくない。本当はひどく疲れているのに、それを見ないようにして生きてきた自分。当時は自殺願望、対人恐怖、不眠症、頭痛、吐き気など様々な症状で苦しみ、生きるので精一杯でした。このような状態の自分を受け入れ、頑張るのをやめて休職する決断をし、自分を大切に、自分を守ることに専念しました。

休職してから半年、ある程度治療が進み、僕が日記に書いていた一つの言葉が印象的でした。

 

「諦めないでよかった」

 

絶望しかなかった人生に、小さな光が見え始めたときでした。過去を振り返り、自分の問題と向き合うことは楽なことではありません。カウンセリングというものはカウンセラーに悩みや不安、怒りを話してスッキリして終わりではないのです。本当の回復とは、なぜ人が怖いのか、なぜ自殺願望があるのか、なぜ自分に自信がないのか、過去を振り返って原因を探り、問題の根っこを見つけて受け入れることです。これは決して楽な作業ではありません。

諦めずに治療に取り組んだ結果、病との戦いの後には自由と希望があると思えるようになりました。そして今、確かに僕には自由と希望があります。僕にとってカウンセリングなしでは考えられないことです。

 本当に諦めないでよかったと思います。今では鬱病で休職した経験は全て神様の計画だったんだと確信しています。あの苦しい経験は僕が自由になるために必要なものだったんだと、素直に受け入れることができます。

 

治療を受けている人々が諦めずに希望を持つことができますように。

「諦めないでよかった」と思える日が必ずきます。

 

tatsu